4月から新年度に突入し、早1ヶ月過ぎ、朝晩はちょっぴりひんやり昼間は、少し暑い季節になりました。花粉症も徐々に落ち着いてとても嬉しいですが、これから暑い季節になるとおもうと暑さにとても苦手な私は今から憂鬱で仕方ありません。
さて、今回は前回に引き続き田んぼ関連についてお話しさせて頂こうと思います。
今の時期田んぼには、ある花が綺麗に咲いているのですがなんだと思いますか🤔?
そう!!レンゲソウ(蓮華草)です!
レンゲソウとは、春にピンク色の花を咲かせるマメ科の越年草です。原産は中国と考えられ、日本には古くに渡米しました。中国名は紫雲英、レンゲソウという和名は花が咲く様子が蓮の花を連想することに由来します。ゲンゲという呼び方もあります。レンゲソウは長さ10〜15cmほどの花茎に小さなマメの花を放射状に咲かせます。花の付け根近くは白く、花びらの先にかけてピンクは濃くなっていく花色が美しく、小さな花ながら見ていて飽きません。
葉は、丸みを帯びた小葉が集まって、8〜15cm程度、草丈10〜30cm、横にほふくするように広がっていくので、花が咲く季節には群生している光景を楽しむことができます。
レンゲソウといえば、春のピンクの絨毯のような満開の様子を思い浮かべる方もおおいのではないでしょうか?
マメ科の植物であるレンゲソウは、根に根粒菌を共生させているので土中の窒素を根に蓄えて土壌を肥沃にするという性質があります。
この特性から、以前は休耕中の田畑を肥沃のする目的で植えられていました。また、花後はそのまま田畑にすき込んで緑肥としても使用されていました。
化成肥料が使用されるようになった最近では春に、一面ピンクの絨毯のようなレンゲソウ畑を見かけることも少なくなりました。ぼちぼち田植えの準備のため今年のレンゲソウ風景も見納めになるので、まだご覧になっていない方はお早めにどうぞ!!
(看護師:ザッキー)